J-EYE/ブルーライト徹底研究
「ブルーライト領域と青色光傷害関数」


●HOYA社から出ているビーナスガードコート・ラピスの説明に「青色光傷害関数」という説明が出ています。青色光傷害関数はJIS T7330で定義されており、その関数をグラフに便宜上プロットするとブルーライト領域に一致しています。青色光傷害関数は網膜に対する露光時間やエネルギー強度を定義しています。



 この領域はL,M,Sの三種類の錐体細胞のうちのS錐体の領域にオーバーラップします。
前出の項目で、肉眼で擬似白色LEDを見たときには青色光の領域の感度が低くて相対発光強度も0.1以下と言うレベルだから大丈夫とは言えない内容とはこのことです。紫外線が目に見えなくても目に影響を与えることと通じる部分があります。実際に液晶モニタなどでも青色の比視感度が低いから影響が全く無いと言えないことが、医学論文に多数掲載されています。

青色光傷害関数のグラフ

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上記画像は説明上便宜的に標準比視感度と青色傷害関数を重ねて表示していますが、実際に青色光傷害関数のグラフとLEDのスペクトルを相対強度で重ねる場合には正確な説明を必要とします。つまりLEDにも当然出力差がありますが、相対強度を表示する場合には最大強度を「1」とするので1つごとのスペクトル表示では出力強度差がわかりづらくなるからです。ですから複数の異なるスペクトルの比較には、単一スペクトルごとの比較ではなく、レイヤー表示で比較することが望ましいと思われます。当社開発のPC-SPECTRUMではそれを実現しております。

 青色光傷害関数もまた約430nm付近をピークとする急峻な山型の特性を持っていることが特徴ですが、筆者が注目することは青色光傷害関数と標準比視感度が交差している領域です。ここは両者の影響する領域だからです。

 ブルーライト対策用のレンズはいずれの特性にしてもこのオーバーラップ領域のエネルギー強度をどう扱うかにかかっているようです。現在この領域に対応したカラー分析を行っています。

 




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