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多様化した発光デバイスにふさわしい
 光環境対策で注目のHEV系レンズ


 
もはや日本中のメガネ店でブルーライトの概念は大きく変化し、夜しか効果が無いと言われる旧ブルーライトメガネ(表面が青光り)は完全に過去の物となり、売れるのはUV420やHOYA RG435のHEV(高エネルギー可視光線)系レンズばかりと聞き及んでいます。

 理由はLED照明化が加速し、もはやPC画面よりも数倍明るいハイパワーの高輝度・高演色(Ra90以上)LED照明がオフィスや公共施設など、生活の身近な場所に設置が広がっているからでしょうか。

 さらに波長405nmの可視光LEDでコロナが不活化することが判明し、通常の照明器具に並列して組み込んだ画期的なコロナ対策用照明器具の設置が加速しているという情報がありました。

 頭上で長時間のLED光除菌は他の除菌方法よりも優れ、連続して行えることから注目されていますが、ピーク波長がHEV帯域にあることから目線に入る場所や長時間留まる場所では気になる方も多いと思われます。
 ですからマスクと同様、光環境対策用のメガネも必要な時代になってきました。

 現在405nmのLEDを入手し、HEV系レンズの透過率を分析しております。UV420レンズはメーカー各社の性能が統一されておらず、個別の添加剤等により特性が異なるため一律の数値が出せません。近々ここに情報を上げる予定です。

ネット上のHEVは2種類が混在していて紛らわしいので、ここでは
◆波長380~530nmとする High Energy Visible light を HEVs
◆波長400~420nmとする High Energy Violet light を HEVo
と区別しています。

 下のスペクトル解析画像からヒトが視感する全光束(Visible Light)の違いがお分かりいただけるでしょう。高演色LEDではクラシックタイプの白色LEDに比べて標準比視感度のピークに近いHEVs帯域の光束(黄色線)が増加していることから、肉眼ではかなり明るく(眩しく)感じます。


古典的なB-Y型白色LEDのスペクトル


最新の高演色LED(白色)のスペクトル

 HEV系ブルーライトレンズは現在開発されている410~420nmを用いる高演色LEDや、380nm以下の紫外線を用いる超高演色LEDを使用する場所にも最適な、2020年代の主流となる環境対策レンズです。


(出典 : 産業総合研究所HPより引用)


旧式ブルーライトと概念が異なる
UV420(HEVs)のブルーライト性能!!

 HEV系レンズは、夜間の寝る直前しか効果が無いと言われる古い概念(450nmカット)のブルーライト用光学系と大きく異なります。
 そこで一般消費者の皆様にUV420を含むHEVsレンズの性能をより正確なご理解を深めていただくため、最新IT技術による科学的根拠を基にご説明いたします。


素材メーカーが表示するUV420の
 ブルーライト40%カット表記!!


 UV420の素材MRシリーズを開発したメーカーのホームページに掲載されている分光透過率グラフ(UV+420cut™ のPDFカタログ)を良く見ると、屈折率1.6のMR-95レンズ(注:ブルーライト・コート無し)の測定値が掲載されています。


(三井化学のカタログから抜粋)

 上記の表の重要な部分は、UV+高エネルギー可視光線のカット率でUV420のカット率として380~500nm領域を表記している点です。これは紛れもなく
ブルーライト・平均カット率の比較表です!!
 白色LEDのピーク波長である455~465nm帯域を除外していないことから、UV420のブルーライトカットは素材メーカーが自認している内容であることが理解できます。素材メーカーがUV420におけるブルーライト性能の波長別比較を示している証拠です。しかも2mm厚プラノ(平面の意味)で
UV420のブルーライト平均カット率 42.2%
と立派に表記されています。ISO規格でも24.3%と表記されています。高分子素材製造では世界的に有名で実績のある上場企業の公表値であり、疑う余地はありません。

広告のカット率は
 ピンポイント波長の応答値ではない!!


 広告の通例で「ブルーライトを40%カット」とする意味は、ピンポイントで450nmの物理的減光率が40%ではありません。これは指定区間波長の積分結果に基づく平均カット率を指しています。後述する積分計算式を見れば納得できるはずです。

 物理的減光率とは定量分析の概念で、基準光と透光体の透過光を同一の指定区間波長で測定し、それぞれ積分したものを対比するプラクティカルな数値のことです。


 現実には、旧ブルーライト用クリアタイプ・レンズと言えどもピンポイントで450nmの物理的減光率は10~15%程度です。ところが波長ごとのピンポイント応答値と平均カット率を都合良くゴチャ混ぜで解説するサイトがありすが、学術性が無いのでご注意ください。

 さらに「ブルーライト」の定義はピンポイントの450nmではなく、下の図のように380~495nmの範囲を指しています。



ブルーライトが影響を及ぼす波長は
 400~440nmと460~480nm!!


そもそも、ヒトの目は
  1. 可視光全体の中から特定波長の単色光を意識的に選択して裸眼で見ることができない。
  2. ブルーライトのような幅のあるスペクトル(380~495nm)領域だけを意識的に取り出すことも遮断することもできない。
  3. 可視光全体の各波長を100%均一に視感しているわけではない。
とされています。ですからヒトの目は光スペクトルの個別波長の応答値ではなく、作用スペクトル(標準比視感度)との積を範囲とする山型のスペクトル特性を持つ全光束を視感しています。



 ところが、この内容が適切な評価方法も含めて眼鏡関係者にも知られていないため、いまだに450nmをピークとする10年前の古い情報を盲信する傾向があります。

 最新スマホは有機EL(OLED)や量子ドット物質と組み合わせたバックパネル(QLED)が採用されており、過去の古いスマホの分光特性とかなり異なっています。

[ 有機ELのスマホ画面スペクトル ]

(当社著作物につき複製・転載・リンク禁止)

[ 量子ドットLEDのスマホ画面スペクトル ]

(当社著作物につき複製・転載・リンク禁止)

[ 有機ELのノートPC画面スペクトル ]

(当社著作物につき複製・転載・リンク禁止)

 ノートPCにも一部有機ELパネルが実装されはじめましたが、これから4K画面が浸透するにしたがって普及することでしょう。

一般に眼に影響を及ぼすとされる可視光の短波長帯は
  1. 黄斑物質に影響する波長は400~420nm
  2. 青色光傷害関数のピーク波長は435~440nm
  3. メラトニンに影響する波長は460~480nm
で、確かにY-B型白色LEDのピークは450~455nmですが本当に影響のある帯域はその両隣であることがわかります。富士フィルム社開発の特定波長吸収剤「CONFOGUARD/コンフォガード」のサイトが参考になります。

JIS表示のUV420やRG435は
 ブルーライト計算式を使用!!


 UV420やRG435のHEV系レンズはメーカーがJIS規格にあるブルーライトの適切な評価方法に基づいて製造されており、信頼性の高い数値が表示されています。

 もし巷で飛び交うガセ情報のように「UV420とブルーライトを比較できない」として切り離したら下の透過率の積分式でB(λ)の項が無くなり、一般的な物理的減光率となってしまい、青色光透過率の計算が成立しません。JISで決まっている計算式に1つの根拠も無く異議を唱えるとしたら、それは学術論でなくなります。


 重要なことは、ブルーライトの平均透過率では計算式により結果が異なるため、JIS、ISO等で数値が異なります。網膜に及ぼす影響を考慮した場合の計算式(JIS/T7333付随書Cを参考)は次のようになります。


(日本医用光学機器工業会[メガネ・ポータル]から抜粋)

  因みに誇大な数値表示で有名な「英国規格BS2724:1987」は英国で既に廃止されており、現在英国内でも法的根拠が無いので通用しません。


 ところが、デジュール規格を扱う日本の某検査機関がブルーライトJIS測定結果にまさかの廃止されて法的根拠の無いBS規格値を併記したため、多くの販売業者が廃止事実を示さずに誇大なブルーライトカット率のみを広告して消費者が大混乱しました。

 この世に存在しない規格の表示は日本国の法律に抵触する可能性があることから、すでにBS規格表示は一掃されています。業界は技術論のみならず、現行法の熟読と理解に努めなくては消費者保護になりません。


UV420レンズは銘柄により
 カット率のばらつきが激しい!!


 UV420が発売された当初から、同一メーカーであっても銘柄や屈折率によりその性能の違いが激しいことを分光測定で確認しておりました。ですから1種類のレンズ性能だけで結論するような解説は意味がありません。

 レンズメーカーが正確にモノマーの種類を表示しておらず不明な点もありますが、恐らく製造過程で原料のモノマー重合時に個別の添加剤調整でこのような性能差が出ている可能性があります。

 当社がPC-SPECTRUM64/HEV2を開発したのは、この事実に直面したことがきっかけです。現在販売しているUV420レンズはスペクトル測定の結果、最も性能が高い品質のものを厳選してお勧めしております。



 UV420は一般的なレンズ同様に、さらにブルーライトカットをパワーアップするコートも付加できるのですが、なぜかUV420の効果に批判的なサイトはその事実を1つも述べていません。
 消費者に有益な製品の存在は、どこか営業活動に支障が出る企業でもあるのでしょうか?

HEVo,HEVs,ブルーライトの
スペクトル分析
システムを独自開発!!

 当社は米国製マルチスペクトロメータを導入し、世界初のHEV分析ソフトPC-SPECTRUM64/HEV2と波長別測定光源を研究開発しています。
 開発は画像処理・解析システムの開発コンサルタント経験のある国家検定資格 1級眼鏡作製技能士(LED検定も取得)が行っています。


この最新ITシステムで標準UV420のブルーライトカット性能を詳しく調査してみました。


① 下のグラフを見てください! 普通の白色LEDのスペクトルです。



② ①のグラフに旧式ブルーライト用レンズとUV420レンズを測定したスペクトルを重ねてみました。図中の「BLUE LIGHT(380-495nm)」と表示されている領域がブルーライト領域です。各スペクトルの名称についている横線が、そのスペクトルのピーク(最大値)を示しています。この領域でUV420が白色LED(465nm)のピークをこれだけカットしていることは紛れもない事実です。



上記測定結果から、分光分析という科学的計測手段を持たない一部のメガネ業者が噂する「UV420はブルーライト・カットできない」という根拠の無い風説が、
事実と異なることを最新IT技術で解明
しました。もしこれが否定されるなら、
旧ブルーライト用レンズもカット効果が無い!
ことになってしまいます。


④ 次は最も目に影響があるといわれる400~420nm付近の分析を行います。420nmをピークとする青色LEDのスペクトルに対する特性を見てみましょう。




⑤ これにブルーライトカットレンズを測定したものが下の白っぽいスペクトルです。




⑥ さらにUV420/94を測定したスペクトルを重ねると次のようになります。



420nm(ピンポイント)の物理的減光率を調べたところ、

ブルーライトカット用レンズ -------- 31% CUT
UV420レンズ ---------------------- 85% CUT


となりました。その性能の違いは274.1%で、HEVs系レンズが如何に強力な性能を持っているかお分かりでしょう。

ですから古いブルーライト用からHEVsレンズに買い替える人が続出しているのです。

 よく広告でHEVカット率が90%以上の数値を表示するところがありますが、これは積分結果に基づく物理的減光率ではなく411nmのピンポイント値のみをことさら強調しているものですのでご注意ください。

 街角で歩く人の中に、PC用メガネを掛けている様子を散見します。そのように普通生活でも併用される場合が多いのならば、PCだけでなく室内のLED照明や紫外線の降り注ぐ屋外での使用に適していることが分かります。


プロのブロガーによる
 UV420系ガセ情報が後を絶たない!!


 ITを標榜しながら物理学的に矛盾のある「UV420はブルーライトをカットしない!!」という過激なガセ情報でアクセス数を獲得し、広告収入を荒稼ぎしているブログもあります。
 発言者は分光学の理解に必要な物理学や電磁気学等の知識が欠如しているとしか思えません。
 しかも内容は伝聞や単純な憶測、強い思い込みだらけの非科学的な主観論で、肝心な指摘内容を正当化する測定データや科学的根拠が1つも入っておらず、一般消費者に事実を誤認させるための害悪な内容(印象操作の典型)です。

 興味深いのは一連の非科学的でネガティブなスパムサイトがすべて巧妙かつ高額な費用をかけた正逆SEO効果により検索上位に上がっていることです。
 これはUV420販売を表明せず、かつ資金力のある勢力の情報操作に手慣れた破壊工作活動と観測できます。

情報操作が目的の恣意的な
「手書き風スペクトル」掲載サイト!!


 中には一般メガネ店員を標榜し、あたかも分光器で測定したように見せかけてExcelで恣意的に捏造したとしか思えない「手書き風スペクトル」を表示するサイトも出現しました。
 このサイト内容も疑問点が多く、やはり技術レポートや技術論文の執筆経験が無い人の発言かと思われますので学術的な信憑性はありません。
著しい問題点は、

  1. 使用する分光器の名称、測定器メーカー名、測定スペック、測定方法、ダーク・ザブトラクト等が一切不明。技術系の知識がある人なら、自分のデータの信憑性を明確にするため必ず詳細な各スペックを表示するはず!
  2. 掲載されているスペクトル型式は光源にD65等の標準電球を使用した、極めて高価(数百万円)な分光光度計を使用したアブソリュート・スペクトルのフォーマットであり、普通の眼鏡店での導入・運用は考えにくい。定期校正費用だけでも毎回10万~20万円程度必要。校正用光源だけ購入しても重水素など使用するものは100万円程度と非常に高価。
  3. 店舗名を匿名でブログに掲載する程度でこのような高額な装置を使用していることが全く不自然で、分析結果の数値処理の取り扱いを熟知しているのかも不明。UV420以外のスペクトル分析もせず、なぜ実名で堂々と広告しないのか?
  4. 上記システムは本物ならば通常1nmごとの計測値を表示するはずだが、何故Excelで手書きのような粗い波長ステップで表示されているのが疑問? 素人は騙せても技術系は騙せない...リアル測定結果を掲載するのが常識である。
  5. 掲載する「UV420」とするスペクトルと、MR-**シリーズの大手素材メーカーから公表されているUV420のスペクトルと細かいところが全くの別物なのは疑問。まさに確証的な手書きスペクトルとしか思えない。
  6. 「UV420のスペクトル」と言っているが、その透過率を厳密に測定するとUV420は銘柄により個体差があるにもかかわらず正体不明な一種類だけしか扱わず、計測レンズのスペックが一切表示されていない。
など多くの疑惑が目立ちます。すなわち

普通のメガネ店が
そこまでして
UV420レンズを貶める理由は
絶対ありません!!

発言者や店舗名が不明・匿名で信憑性が無いことから、恐らく一般メガネ店員に成りすましたUV420販売を表明しない眼鏡販売勢力の虚偽発言の類だと思います。実際に本物の分光器を使って調べれば分かることですが、事実と大きく異なる内容ですのでご注意ください。

 



新製品 「HOYA レイガード435徹底研究」UP!!



UV420のディープな新常識UP!!




業界最大容量を誇るブルーライト関連情報


続々と追加情報UPします!  ご期待下さい!!


HEVカット・メガネは当店にご相談下さい!


 当店ではソフト開発もこなす国家検定資格 1級眼鏡作製技能士が、両眼視測定と自社開発のパソコン用メガネ選択システム「パソメガ®」の数値分析により、次元の違うコンサルティングでPC作業用レンズ最適化のご提案を行っています。ソフト開発やEXCEL作業で目が疲れる方は是非ともご相談下さい。


川崎市/武蔵小杉・向河原
メガネショップ J-EYE

TEL 044-434-8888

2018/かながわ産業Navi大賞で
当社開発のHEVスペクトル分析システムが優秀賞受賞!

神奈川県で最難関のコンテストに上位入賞!! 眼鏡業界日本初!!
  



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