DTP作業者必見!!

◆DTP作業者に知られていないDTPに適したメガネの必要性!

 プリプレス関係も飛躍的な発展を遂げ、オフセット印刷のみならずオンデマンド印刷もかなり普及価格になり、高性能な画像処理用パソコンの低価格化も加わってDTPが普及しています。

 現在DTPで原稿や版下を製作する場合ほとんどがAdobe系ソフトで行われており、同社で代表的なPhotoShopやIllustlator、InDesign等が使用されています。専門家のみならず経費削減のあおりで企業の担当者レベルで内製化することの効果が大きいことから、取り扱う方の裾も広がりつつあります。

 ところがここにきてDTP作業者が購入したブルーライト減光レンズを使用して「全く仕事にならない」と相談を持ちかけられることが多くなりました。一般のメガネ店から一義的に「パソコン用メガネとは青色光除去のこと」だと聞かされているので、本物のDTP用メガネの必要性がDTP作業者(売る側の一般メガネ店も)の間であまり知られていないのが現状のようです。
 最も注意することは、sRGBでなくAdobeRGBや高精細モニターとDTPのために作られていないパソコン用メガネの広告に惑わされないことです。



 DTPで使用するモニターはsRGBでなくAdobeRGBのような広帯域の色幅を取り扱えるダイナミックレンジの広いIPS系モニターが必要です。更にIPS液晶は色度変位が小さく、斜方向から見た場合の明るさと色の変化が小さいこともプロフェッショナルにとって大きな利点です。

 液晶モニターのバックライトに冷陰極管を使用していたころはモニターに電源を入れてから1時間程度経たないと明るさと色が安定しないため、立ち上げ直後は画面のカラーマネージメントを取り扱うことができませんでしたが、現在のLEDバックライトでは立ち上がりが早いのでずいぶん楽になっています。それでも定期的な色校正(カラーキャリブレーション)を欠かすことができません。


 DTPで使用するグレードの高いモニターのマニュアルで「キャリブレーションしたあとで輝度やコントラストを調節しないようにしてください。調節するとキャリブレーション結果が無効になります。」と書かれています。ということは、画面の輝度をさわらずに明るさを調整するのはメガネレンズという手段に委ねる他ありません。

◆DTP用モニターをブルーライト減光のパソコン用メガネで見る実験

 もしDPT専用モニターをブルーライト(青色光)減光レンズで見たとしたらどの様なことになるかを実験してみました。下の画像中にある「めがね」中に1つだけCMYKのY(10%)で書かれ、残りの4つはすべて白で書かれていますが、どれだかわかりますか。



 背景が(C0%,M0%,Y0%,K0%)ならば容易に上から4番目であることがおわかりでしょう。ではこの画像をブルーライト減光レンズで見たらどのようになるかを実験してみましょう。



 比較しやすくするためにブルーライト減光無し(左)とブルーライト減光有り(右)を並べてみました。ホワイトバランスが崩れているのですが背景が黒であることと、4番目以外の文字の明るさの違いでかろうじて違いがわかるかもしれません。

 では現実の作業レベルの画像を扱ってみましょう。
次の画像で①~⑤までの「めがね」にY(10%)で書かれている文字があります。どれだかわかりますか。



 回答する前にこの画像をブルーライト減光レンズで見たらどのようになるかを実験してみましたのでご覧ください。DTP作業をされている皆様は次の画像を見て「仕事にならない」ことを初めて実感されるのです。WEB製作の作業者も全く同様な状況であることをご理解いただけることと思います。視覚的に影響を受けやすいホワイトバランスの重要性が改めて実感されたことでしょう。文字でなく商品の写真や人物モデル写真など画像が入ったらなおさらです。



 このシミュレーションの答えは④です。ブルーライト減光レンズのパソコン用メガネで見たらどれが色がついているか判りづらいのがおわかりでしょう。

DTP用メガネは一般のパソコン用メガネと異なります。

 DTP作業はソフト開発並みに作業時間が長いようです。従って目を酷使するレベルは相当なものですので作業効率は侮れません。他のサイトにも書かれていますが、DTPやソフト開発は長時間の場合が多く、目の疲れと腰痛はあながち切り離された問題ではないのです。DTP用メガネの測定は相当高い技術程度が必要なのですが、正確な作業距離を測定して目的距離に応じた適切な視度補正がされていない状態では
  1. 眼疲労や眼精疲労がおきやすい。
  2. 見づらさが原因で姿勢が崩れ、その結果腰痛に繋がる可能性がある。
などの健康リスクが上があります。全ての検査がわずか5~10分程度で終了するような安易な検査ではありません。
 また画面の明るさは上述の通りキャリブレーションしたら明るさをいじれないのでメガネで調整する必要があります。市販のブルーライト減光メガネレンズの濃度は決まって1種類しかありませんが、視度補正の状態や年齢など個人差があるのでカラー濃度はその方に合わせなくてはなりません。一方クリアタイプのブルーライト用メガネの場合イエローの10%が入っており、ホワイトバランスが崩れることからDTPの本物の専門家から敬遠されています。PC本体よりも高額なVIDEOカードやカラーモニターを準備したにもかかわらず、ブルーライト用メガネの影響で「仕事をしくじりたくない!」と思われるほうが理に適っているからです。

 一般ブルーライト減光レンズは表面反射や裏面反射が強く、光の乱反射で目が疲れてしまうので当社では最も裏面反射の少ない専業メーカーのブルーライト減光レンズを取り扱っています。
 ブルーライト減光レンズについては「ブルーライト徹底研究ページ」を立ち上げましたのでそちらをご覧下さい。

 DTPに適したメガネはとかくカラー系の内容に留まりがちですが、厳密には視度補正の状態も重要です。過矯正気味のメガネでDTP作業していると目が疲れやすくなって作業効率が下がることがあります。

驚異のDTP用GB-R/LED液晶モニターご使用の場合

 NEC社から驚異の性能を持つDTP/画像処理/デザイン作業用の液晶モニターが開発されています。このモニターにはこれまでに無く斬新な機能がたくさんあるのですが、その中でも驚異的なのがブルーライトを低減したGB-R型LEDのバックライトを採用していることです。この効果は世界中のイメージ関連ワーカーが待ち望んでいたもので、ブルーライト用メガネレンズの減光性能を数倍超えています。
 もうこのモニターを使用しているDTP作業者は、ブルーライトの影響を全く気にすることなく作業できるブルーライト・フリーのLED液晶モニターが出現したのです。



 実際にこのモニターのスペクトルを撮って当社の最新システムPC-SPECTRUM64で分析したところこれまでのB-Y型LEDのスペクトルと大きく異なる特性を示しました。同社のモニターは引き続き新製品が投入されており、当社でも実際にGB-R/LEDモニターを見ながらDTP用メガネを選べるようにするため、PA242W-B5を設置しています。



 B-Y型LEDでのRa値は70程度ですが、高演色性能を示すGB-R型LED(Ra=90)を使用したバックライトでしかもブルーライト領域のスペクトルが大幅に低減されていることで色味がよりナチュラルになっています。このモニターの凄さは実物を見ないで評価できません。ただしハードウェアキャリブレーションした場合の画面輝度が100cd/㎡以上の場合、作業環境にもよりますが少し明るく感じます。そこで画面輝度を触るとγ(ガンマ)値が狂ってしまうのでDTP用の減光メガネが必要です。減光率は一律と言うわけには行かず数段階のインテンシティが必要です。
 この部分はDTPの職業経験を持たない一般のメガネ店に相談されても、なぜそうなのか理解が困難なのでカラーバランスの狂うカラーにされてしまうことが多いようです。


プルキンエ現象とDTP
重要!!環境の明るさで変わる眼のホワイトバランス

 明るいところで機能する視細胞(錐体細胞)は暗くなると暗いところで機能する視細胞(桿体細胞)に徐々にスイッチしていきます。そのときに眼の感度(視感度)は最大約2.5倍に上昇し、最大感度域が青寄りに偏移することから色味も変化します。つまり画面の光源(LEDやCCFL)の個別の特性に関わりなく眼の視感特性が変化してしまうので、最も重要な肉眼のホワイトバランスも変化します。
 この事実はDTPやグラフィックデザイン、ブランディングに関わる多くの人に影響する内容ですが、むしろこれまで話題に登らなかったことが不思議なくらいです。

 プルキンエ現象の特に暗所視は真っ暗な状態を指すのですが、照明を落としてやや薄暗い環境では薄明視という状態で暗所視ほど感度上昇しないものの明所視よりも感度が上がり、かつ青みもやや強くなることがわかっています。
 例えばPANTONEの指定色を選ぶ場合やAdobeRGBのように色域の広い画面を扱っている場合には微妙な色の変化は困りものです。安定した眼のホワイトバランスを保つには、外光の入らない場所で時系列的な照明の色と明るさが変化しないところが必要です。

 また、明るい場所で適切性を欠いた色の濃いレンズをつけて作業することは、眼に入射する光の状態が薄明視に近似するので当然プルキンエ現象によるウェーブシフトとセンシティビティーシフトが起こります。ですから本当に色を決定することは単純ではなく難しいことなのです。

 薄明視によるプルキンエシフトの線形グラデーションマップを考案しました。眼の感度変化はアナログ的であり、偏移の様子を客観的に理解できるように表示したものです。これは実際に2つの網膜関数をもとに計算して擬似3D化の手法で製作しました。

 ハードウェア・キャリブレーションしているIPS系モニターは当然ガンマ値も自動でプリセットされるため、任意に画面輝度を触れません。従って画面の輝度補正は眼鏡に頼らざるを得ないのですが、巷の適当なブルーライト用やPC用の度無しメガネを使用すると高価なモニターの性能を無意味なものにしてしまいます。さらにプルキンエ対策用メガネの場合、メガネの話だけでなく作業環境も含めて細かいアドバイスが必要です。 そこで当店ではDTPとPCと画像工学と眼鏡光学の知識と経験を生かしてDTP用メガネの調整を行っています。

DTP用メガネのポイントは

  1. 近視・遠視・乱視・老眼の視度補正を正確に行う。
  2. 調節力や近用明視域の測定により、画面までの距離に応じた度数を測定する。
  3. 眼位(斜視・斜位)の有無および補正量を測定する。
  4. 年齢や視力等の要因で濃さが一定にできないため、最適カラー分析で補正濃度を測定する。
  5. 紙に書いた文字でなく、実物のパソコン画面で確認する。

 現在当社が開発したPasoMega®システムを使用して上記の内容を全て実施できる環境を構築し、DTP用メガネのご相談並びにご注文を承っております。これまでDTP作業やWEB製作作業で目が疲れる方やその類のメガネでお困りの方は是非ともご相談ください。




科学的な根拠をもとにパソコン用メガネを最適化!



パソコン用メガネはぜひ当店にご相談下さい!!
メガネショップJ-EYE/川崎市・武蔵小杉
TEL 044-434-8888





世界初 当社で開発したPasoMega®/ パソメガ®で


メガネショップ J-EYE



当店ではパソコン用メガネはIT系に精通したSS級認定眼鏡技術者資格取得者がご相談に応じておりますのでかなり専門的な内容のご質問もお受けしております。


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