J-EYE/ブルーライト徹底研究
「最新(GB-R)LED液晶モニター出現(2)」


●今後主流となる先進技術...多色合成の白色LED

 新開発の3色タイプのLEDは従来とどのよに違うか考えてみました。
 2色タイプのB-Y型LEDの輝度と同等の明るさを3色タイプのGB-R型LEDで得る場合、青色LEDのレベルだけ高い必要がなく、緑色のLEDと同時に赤い蛍光物質を励起して白色光を発光します。その結果、短波長光の成分が適度に抑えられるのでB-Y型LEDを使用した液晶モニターよりも自然で刺激が和らぐ可能性に着目しました。Ra値がB-Y型では70程度ですがGB-R型は90ほどになるそうなので、高い演色性能があるのに圧迫感の無いナチュラルな画面は多くのデザイナー関係者に喜ばれることでしょう。(Ra値/平均演色評価数[色の見え方を表す指標])

■マルチスペクトロメータで画面を測定

画面手前の黒い箱が16Bitの解像度を持つマルチスペクトロメータ。本体に接続した光ファイバーにコリメータレンズを付けて画面を測定。


 従来のB-Y型LED液晶モニターのスペクトルは(Fig.1)のようになります。

 (Fig.1)
Copyright ©2014 JIMBO Corp. All rights reserved.

 新開発のGB-R型LED液晶モニターのスペクトル(Fig.2)と比較してください。

 (Fig.2)
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 両者では明らかに分光特性が異なっています。
 DTP作業では色温の操作できませんが、性能の一端を調べるため新型モニターで色温調整によりどの程度スペクトルが変化するかも調べてみました。7300Kと5000Kの分光特性の違いは次(Fig.3)のようになります。PC-SPECTRUM64で分析して両者を重ねてみました。

 (Fig.3)
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 7300Kと5000Kのブルーライト領域におけるスペクトルの変化量を測定すると、相対値で30%減光できることがわかりました。
 (Fig.4) 380~495nmの積分値


 当社開発のPC-SPECTRUM64の最大の特徴は、ブルーライトだけでなく可視光領域を短波長(S)、中波長(M)、長波長(L)に分割して自動的に区間積分計算をすることです。しかも分割方法は明所視・暗所視など複数の測定条件パターンを持っています。それぞれをLED側と全光束側で同時に計算いたします。上記のデータを分析し、各積分値の相対比率を調べたら次のようになりました。やはり色温を下げるとスペクトルが全体に長波長側の水準が上がっています。

 (Fig.5)
S/380~505nm M/510~610nm L/615~780nm の範囲の積分値の相対比率
SML分析法の詳細はここで解説しています!

 メーカーの一部発表資料によると、GB-R型LEDの青色(B)出力は緑色(G)の出力レベルと同程度のようですが、モニターとしてアセンブルすると液晶パネルや拡散板などを通過する過程で短波長側の光は吸収率が高いので、モニター画面上のブルーライト領域(380~495nm)がかなり押さえ込まれるものと理解いたします。この方式は一部の勢力が強固に問題視している点を劇的に改善しているため、今後主流になるものと確信いたします。
 
●高演色LED液晶モニターとパソコン用メガネを考察

 これまでもDTPやCGデザイン用のモニターとメガネについて述べてきましたが、ハードウェアキャリブレーションしてオートガンマセットを行った場合には画面の輝度調整ができません。その場合は減光用のメガネという手段に委ねることとなります。ですからブルーライトのように比視感度が低い領域でなく、(Fig.3)のような光束(黄色い曲線)のレベルが高い520~530nm付近の中波長光の刺激を和らげることで眩しさを和らげることが出来ます。
 ただしブルーライト用メガネを掛けても「眩しくて目が疲れる」と訴えがあることから、ブルーライト領域の出力を抑える機構があっても全ての人が目の眩しさを軽減できるとは限りません。プルキンエ現象によるセンシティビティ・シフト(網膜感度偏移)によるものや、光そのものに過敏な場合もありますが、適切な減光レンズの装着によって改善可能です。そのためには当社が開発したPasoMega®システム上で実施している、実際に画面を見ながら最適レンズを決定するプロセスが重要です。該当される方は是非とも当店または日本全国のPasoMega®設置店でお試し下さい。
 一方でデザイナーさん用のメガネレンズは極めてニュートラルな分光特性を持ち、経年変化(2年程度が限度)の少ない染料で染めたレンズが要求されます。現在その条件を満たすレンズはHOYAのキャリアカラーシリーズ以外にありません。問題はその色と濃さが最適かどうか誰が判断するかだと思います。少なくともカラーマネージメントやDTPの経験があり、ハードウェアキャリブレーションが判るメガネ店でないと正確な判断は困難かと思われます。このレベルでお困りの方は、ぜひともDTP経験20年の当店にご相談下さい。





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