同じブルーライト用でも露骨に異なる反射防止効果
●<写真1>はメーカーの違いによるクリアタイプ・ブルーライト用レンズの表面反射の状態を示しています。この違いは黒または白い紙の上に各レンズをおいて天井の蛍光灯など広がりのある照明下で簡単に比較が可能です。
<写真1. メーカーの違いによるレンズの表面反射>
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(1)は非上場の無名メーカー製で(2)、(3)は1部上場の異なる大メーカーHOYA製レンズです。つまり照明の反射光が強いほど白く、少ないほど青い状態を示しています。
反射の度合いは (1) > (2) > (3) という結果になりました。
たとえばこのメガネをただの遊びに使うだけでしたらさほど問題にされないのですが、1時間以上パソコン作業されるPCワーカーが反射の強い状態でチラチラとレンズに出てきてしまったらどれだけ不快なことかと思われます。実際に表面反射がわずか0.2%の普通のマルチコートレンズが少し汚れていてもイライラするものですから、「この程度で問題無い」ということは絶対にありません。
「性能=品質」の関係式は矛盾しません。
当店にご来店されるお客様の多くがこのような表面反射に不満を持っておられることがわかり、多くのメーカーのブルーライト用レンズの性能を調べたところ<写真1>の製造メーカーであるHOYA社のレンズが最も表面反射が少ないことがわかり、こちらのレンズを推奨しております。
品質に由来する裏面反射が強いレンズでは
集中力が低下し
深刻な眼精疲労につながることがあります!
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量販系で販売されている多くの低価格ブルーライト用メガネのスペクトルを調べましたが、表面反射は最も強い傾向にあるようです。仮にブルーライトが10%程度減光できても裏面反射が2~3%出てしまっては気になってしまってコンセントレーションに影響します。クリアタイプのブルーライト用レンズは実物を良く比較した上で裏面反射の少ないものを購入されることをお勧めします。