■2011/3/23 PasoMega®開発情報のブログはじめました
これまでずっとこのサイトに開発情報を掲載しておりましたが、遅ればせながらブログをはじめましたのでお知らせいたします。
このサイトは情報の内容によってはこちらにも掲載しますので、しばらくは残しておきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
■2011/2/3 WOF(名古屋眼鏡ブース内)に出展します
来る 2/9,10は東京ビッグサイトで恒例のワールドオプチカルフェア2011が行われます。今回も名古屋眼鏡さんのブース内で当社開発のPasoMega®
Padの展示説明会を実施いたしますので是非とも実物を手にとってご覧下さい。IOFTで絶賛された新開発の機能を存分にお試しいただけるものと思います。是非ともご来場をお待ちしております。
当社の出展時間は
2/9 (水) PM 1:00 ~ PM 6:00
2/10 (木) PM 1:00 ~ PM 5:00
東京ビッグサイト西3ホール
名古屋眼鏡株式会社ブース
■2011/1/28 パソメガ®のプロモーション動画
動画サイトにアップしてPasoMega®を紹介しておりましたが、「間接的に勝手にリンクしてPasoMega®を貼り付けている動画紹介の複数のサイトでスパイウェアを撒き散らしている」との情報がありましたので全て削除してここに掲載しました。ウィルスやマルウェア・スパイウェアに感染する可能性がありますので、絶対にそのようなサイトをクリックしないようにご注意ください。
■2011/1/5 加速する企業向けSlate PCの導入
あけましておめでとうございます。
PasoMega®Padの登場は眼鏡業界にとどまらず、多くの小売業界にもお手本として影響を与えています。メガネのお客様としてご来店された方が非常に興味をもたれるので、メーカーから本体のパンフレットをもらって用意しておきました。お客様とのお話のきっかけにもなり、改めて店舗の技術水準の高さを実感されている方もいらっしゃいます。
昨年末にPasoMega®Pad製品第1号を千葉県の大手有力メガネ店・千葉メガネさんに納品することができました。実際にはもう少し早く納品したかったのですがSlatePCの出荷が遅れてしまい、年内に納品予定していた複数の店舗様には年明けに出荷となりました。ONKYO社も上位機種がauに採用されたりで相当忙しかったようです。おかげで当社採用のTW217モデルは当初品薄で入荷がヒヤヒヤモノでした。予想していた通り、法人採用が活発なようで初期出荷分の多くが予約分ではけたようです。
年が明けて富士通や東芝が国内向けにWindows7のSlatePCの販売計画の発表があり、今年前半迄にAndroidも含めて多くの機種が市場に投入されるようです。特に富士通が発表した「DL
Pad」というSlatePCは第一生命が2012年に整備する新しいネットワークシステムの専用端末として5万台の受注を契約したことが発表されました。富士通のSlatePCもWindows7ベースの機種とAndroidベースの機種の2種類を投入することから、業界もその動向に大いに注目しいます。やはりビジネス用にはセキュリティの問題やデータ互換の問題が付きまとっていることから、親和性を良くするにはWindows系を外すことが難しいのではないでしょうか。
以前から当方はSlatePCはOSの使い分けが必要であることを述べておりましたが、状況は確実にその方向で動いているようです。また、懸念されていたWindpws7の規模に関しては、ごく最近の新しい情報ではこれまでのWindowsXPよりもWindows7は全体の省力化機能が優れているため、メモリに常駐する基本ソフトの効率はむしろ優れているという報告もありました。実際にハードウェアにはそれなりの条件もありますが、今回使用しているONKYO社のSlatePCはレスポンスもさほど遅いと感じることなくサクサク動いてくれます。
今年最初のエキジビションは東京ビッグサイトで2/9-10に開催されるWOF2011ですが、当社も名古屋眼鏡さんのブース内でまた説明をしておりますので是非とも多くの方のご来場をお待ちしております。
■2010/11/2 Slate PC(Windows7)用の
PasoMega® Pad 絶賛
IOFT2010も3日間の日程を無事終了し、11月下旬発売向けて連日準備に追われています。
このエキジビションでは日本全国の広範な地域から来られた眼鏡関係者様にお会いすることができました。インターネットですでに当社の名前とPasoMega®をご存知の方もあり、多くの方から絶賛されました。ご注文いただいた企業様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
当社製品にご理解又は熱心に耳を傾けていただいた方には不思議な共通点があります。
まず第1はかなりのベテランにも拘らず非常に向学心に燃えていることと向上心をお持ちと言うことです。如何に新しい技術に対してプラス思考で捉えておられることです。
第2はインターネットで日ごろ盛んに情報収集されていることです。時代の新しい流れに対しての嗅覚を養っていらっしゃる方は、少しお話してみると良くわかります。今何が必要で何が新しいことかが理解されています。
第3はお人柄が良いことです。人柄の良い方には良い情報が集まるのは自然の摂理だと思います。展示会のほうぼうで「市況の厳しさ」を耳にしましたが、どんな時代になっても存続可能な企業にはそれなりの資質をお持ちの方々がおられるものだと思います。今回はおかげさまでいろいろなことを学ばせていただきました。
会場では製品のモディファイに繋がるような良いご意見をたくさんいただきました。現在鋭意研究しておりますので完成次第バージョンを上げる予定です。PasoMega®はエキジビションのたびに大きく進化しています。これからも皆様のご期待に沿える内容の開発を心がけております。
■2010/10/13 PasoMega®CCS 開発秘話
「何故このシステムを開発したか...」
PasoMega®CCSのコントラスト・チェックシステムと聞いてすぐ想像されるのはコントラスト視力やコントラスト視力表のことだと思います。実はPasoMega®CCSを開発する遥か以前に当方で使用しているS-IPS液晶パネル(IPSの1つ上のグレード)のモニターを使用し、自作のコントラスト視力表を作成していろいろな実験をしてきました。
当方の使用しているモニターはDTP用でパソコン関連雑誌が誌上テストでバックライトのムラが最も少なく、ガンマの直線性やRGBの各ガンマが最もバランス良くそろっている優れたものです。価格もパソコンよりも高いハイグレードのものを使用して実験しておりましたが、残念ながらこのモニターを使用しても通常の方法ではbuiの効果を測定することはできませんでした。開発に時間がかかったのもこの結果をもとに方法を再考させられたためです。
現在日本の眼鏡機器メーカーから液晶表示の視力表というのが製作されていますが、その中にコントラスト視力測定用チャートがついたものがあります。
液晶パネル視力表は視力表専用に開発されたパネルでなく、一般製品の流用ため
問題点1.
IPS液晶パネルでなく、グレードの低いTNかVAのようで色度変位が大きい。
問題点2.
低グレード液晶パネルは経年劣化が顕著である。看板と視力表の違いの認識が重要。
問題点3.
視力表なのに冷陰極管を使用したバックライトに均一性が無く、ムラがある。
問題点4.
プリセット調整によって表示される文字のコントラストが安定しない。更にガンマ・キャリブレーション機能が無い。
問題点5.
液晶パネルの駆動回路の中に電気的にコントラスト補正を行う画像処理機能があり、厳密には矩形の表示内容の輪郭補正をされてしまうとコントラスト測定では高周波成分が増幅してしまい、測定値の信憑性が損なわれるリスクがある。
問題点6
コントラスト用表示チャートの空間周波数特性が矩形波構造であり、正弦波ではないため簡易測定に留まっている。
などが上げられます。
製造したメーカーは上記の問題をどのように回避しているのでしょうか。
筆者はこれらの視表を展示会で初めて見た瞬間からいくつもの重要な問題点ばかりが目に付いたため、はなから導入する気にはなりませんでした。眼鏡機器メーカーは電子表示デバイスの特性を理解しなければ、妥協を許さない眼鏡の専門家を満足するものは作れないことを認識すべきです。
結局メーカーにも期待をかけられなくなったので自分で何とかしなければと言う思いからPasoMega®CCSの開発にこぎつけました。単純なコントラスト視力表ではbuiの効果が測定できなかったのでPasoMega®CCSの考え方はさらに発展させたものとなりました。具体的な内容はBlackBoxですが、3年の研究期間が必要だったのも通常の方法では何度も失敗し仮説と検証を繰り返してきたからです。
これだけの内容は大手メーカーが放っておけないほどおいしい内容であり、何としても法律に抵触しないグレーゾーンのギリギリのところで類似のものが出てくるかもしれません。日本初というのはそれほどインパクトの大きい内容だと言うことを学びましたが、日本のメーカーも万一海外のように倫理観を排除した状況の場合、その代償の大きさを想像する必要があるでしょう。
コントラスト視力表は当社も研究対象の1つとして数年前から研究を開始しています。単に濃度の薄い文字を貼り付けただけで一般の視力表のように検査しても何の意味もありません。VISTEC社のようにcpd値を計測し、コントラスト感度曲線を導いて特性曲線全体を評価できるものでなければコントラスト視力表としての機能が見えません。さらに表示チャートが正弦波でなく矩形波構造であることも基本周波数成分に高周波情報が入り込むため理にかなっておりません。細かいことを言えばまだまだありますが、以上が日本製の液晶コントラスト視力表導入を断念した主な理由です。
おかげさまでPasoMega®CCSは消費者の反応があり、是非検査したいと言う方が続々と訪れています。10/18からの東京ビッグサイトで開かれるIOFTでPasoMega®CCSを初めて公開する予定ですので是非とも名古屋眼鏡ブース内でご覧下さい。
■2010/10/10 新製品 「PasoMega® Pad」
IOFTで世界初の衝撃デビュー
ついに新製品を発表させていただきました。
今テレビの経済ニュース番組では毎日のように小型のタッチパネルPC(タブレットPC,スレートPCは全て同義)関連の報道がなされています。家電の量販店においてはタブレットPCのコーナーが準備されました。消費者の反応は様々ですが、世の中の趨勢は確実にこのタッチパネルを使用する情報端末によってシンプルに簡単に情報を入手する方向に動いています。しかしどのタブレットPCも同じではなく、ソフトの互換性も一様ではありません。
現在流通しているタブレットPCのプラットフォームといえばApple、Android,Windowsの3つのOSがあり、お互いの専用アプリケーションの相互互換性もありません。それぞれ個別に開発する必要があります。マスコミ各社が注目しているのはどのプラットフォームがイニシアチブをとるかと言うことです。
確かに小型携帯端末としてiPAD,iPOD系とAndroid系は通常のインターネット・サーフィンやメール、音楽といった個人のホビーユースには魅力的ですが、まだソフト開発の裾が広がっていません。ビジネス・ユースのソフト開発依頼をするととてつもなく開発コストが高く、数量が出なければ採算が合わない状況です。それに比べてWindows系の開発言語は最も古くから使用されており、業務用ソフトが当初からタッチパネルを使用することを前提に開発されていればシームレスに移行できます。
アメリカでもiPAD,Andriod系のタブレットPCは発売されていますがWindows系は製品として発表されているものの発売は先送りされている状況です。どうもアメリカではタブレットPCは携帯電話のボトムアップの考えが主流で、OSとして肥大化したWindows7は敬遠されているようです。でもそれではいささか狭視的と言わざるをえません。
当方はWindows系のタブレットPCをビジネスユースではあくまで通常パソコンのトップダウンという位置づけで見ています。ビジネスシーンではタブレットPCを汎用ではなく拡張性の高い専用システムとして使用したほうが開発スピードも速くコストパフォーマンスが高いからです。
今回採用させていただいたONKYO社のコンセプトは同調できる部分が多く、国内メーカーとしての完成度の高いものです。Atom CPUに32GBのSSDと1GBのメモリーを搭載し、Windows7
HOME Premium を搭載しているスペックで、ほぼミニノートと同程度の規模ですから決して低すぎることはありません。むしろちょっと前のノートPCや組込み専用の端末よりもスペックが上回っています。
6ヶ月ほど前から世界中のタブレットPCの情報を集めておりましたが、これほど早くしかも国内のメーカーから出ることは予想しておりませんでした。おそらく発売直後は相当数の販売が見込めるのではないでしょうか。IOFT2010開幕直前のこのタイミングでセットアップできたことが何よりでした。IOFTでは事実上世界初の展示になるものと思われますので、是非とも会場で多くの眼鏡店の方に見ていただきたく思います。
当店も今月下旬には店頭に設置を予定しておりますので、消費者の皆様に是非ともご来店をお待ちしております。
■2010/10/3 近日重要な製品発表を行います
当社はこれまでも世の中に存在しない製品の開発を度々行ってまいりましたが、近日中に画期的なシステムを発表する予定ですのでご期待ください。
■2010/9/17 「PasoMega®CCS」でHYDEレンズのコントラストアップ効果も確認。
先日開発したPasoMega®CCSを使用し、乾レンズさんのご協力でお借りしたHYDEレンズを試したところそのコントラスト向上効果が確認できました。このシステムを使用すればHOYAのキャリアカラーも含めてコントラスト系レンズの代表的なレンズはすべて効果測定することが可能であることがわかりました。buiの効果よりさらに強いコントラスト効果を要求される方の需要を起こせるのではないかと思われます。
■2010/9/7 「PasoMega®/パソメガ®」
新ソフト続々開発しています。
秋の大きなエキジビション(IOFT)に向けて新しいアプリケーションソフトの開発や実験を繰り返しています。その中の1つであるパソコン用メガネレンズ「bui」の効果測定ソフトは約3年の歳月をかけて膨大な実験を繰り返して完成させました。これは何度も開発を挫折しかけたもので、「bui」レンズの効果測定方法そのものの開発でもありました。
「bui」レンズが世に出て既に10年という時間が経過しておりますが、供給元からいっこうに検査手段の提示も無く漠然と販売されていることに不満と不安を抱いている眼鏡店は多かったのではないかと思います。さらに開発元からも販売元からも知りたい物理光学的な具体情報が入手できなかったので、こつこつと実験しては当社webに少しずつ研究情報をアップしておりました。結果として当方で時間をかけて情報も収集し、理解を積み上げることができたので「bui」レンズの効果測定方法を最新理論を応用して独自にVer1.0を編み出すことができました。幾何光学を中心とする眼鏡光学だけではたどり着かなかった内容です。
ただし検査方法があまりにも複雑かつ結果が消費者に難解なものでは実用的ではないので、可能な限りシンプルで短時間に効果を検出する方法を開発しました。インターネットで検索しても他に類が無いことから、紛れも無く日本初のシステムであることを供給元より確認しています。恐らく多くの方の興味の対象となるものと思われます。PasoMega®をはじめて店頭に出したときも予想以上のお客様でしたが、この検査は日本でただ1店しかできないとなればどのようになるか想像もつきません。
そんなわけでご来店の皆様に長時間お待たせすることなく予約制で対応しています。当店の2台のPasoMega®システムにすでにインストールしておりますので処理能力を上げております。ご予約は購入をご希望される方を優先としておりますので、しばらくは「試しに検査だけ...」のご予約はお受けできそうにありません。悪しからずご了承ください。
また、ご同業のメガネ店の皆様に関しては供給元と協議して専門の説明会を後日開催させていただきたく、今しばらくお待ちください。消費者の皆様にお話しすることと異なるバックグラウンド側の詳しい説明をする予定です。本システムをただちょこっと見ただけで理解できるほどの単純なものではないことを申し添えます。その程度の簡単なものならこの10年の間にボコボコ出ていたかと思われます。特に測定手段が無いばかりに販売を躊躇している大手の技術系眼鏡店の皆様や、すでに販売しているものの測定手段も測定システムも無いのでお困りだったデパート系やショッピングセンターの有名眼鏡店の皆様のご来場をお待ちしております。もちろんパソコン用メガネを扱う一般眼鏡店の皆様も歓迎いたします。今後も更に研究を重ねてバージョンアップさせるつもりですので是非ともご期待ください。
■2010/6/15 「PasoMega®/パソメガ®」
商標取得しました
何とMEIGAN2010が終了して数日で特許庁より登録商標の認可が下りました。今後もさらに皆様にご満足いただけるパソコン用メガネを作るためのシステム開発を心がける所存です。
■2010/6/8,9 MEIGAN2010/名古屋 初出展
名古屋駅前のミッドランドスクエアにて2日間出展してまいりました。今回はこの展示会に合わせて開発した超小型液晶ディスプレイとのリンクによるプログラマブル近用視力表のデモンストレーションも参考出品しました。
両日とも多くの来場者が有り、全国の眼鏡店様のご担当者様に会場内の当社ブースで行ったミニセミナーを熱心に聞いていただきました。中には今後の開発に影響を与える貴重なご意見をいただくことができ、大いに参考となりました。今後も皆様のご意見をすばやく取り入れたシステムに向上させて参りますのでご意見をお寄せください。
■2010/5/15 PasoMega®
展示会に向けて新機能ソフト開発中
来る6/8と6/9の2日間、名古屋駅前のミッドランドスクエアという46階建てビルの5FホールにてMEIGAN2010というイベントが予定されており、当社も出展することになりました。現在この展示会に向けて開発した未公開のアプリケーション・ソフトおよびまもなくPasoMega®システムにオプションで組み込む予定の新機能ソフトの調整が進行しております。展示会の当日には充実した内容のプレゼンテーションを行いたいと思いますので、ご来場予定の方はご期待ください!
■2010/3/18 PasoMega® 内部APマイナーアップ
快適範囲計算シミュレーションを機能アップしました。PasoMega®システムをお問い合わせいただいた眼鏡店の皆様が驚嘆するこれまで以上に奥の深い内容となっております。4/1の名古屋説明会においてデモンストレーションいたします。
■2010/3/16 PasoMega®
説明会(名古屋地区)を開催予定
来る4/1(木)に名古屋眼鏡(株)本社会議室にてPasoMega®説明会を実施いたします。名古屋地区および近隣の方はふるってご参加ください。会場の都合により定員(約30名)次第締切となりますのでお早めにお申し込みください。
■2010/2/11 PasoMega® V2.0.1 マイナーアップ
好評のPasoMega®システムが新しい展開を迎えています。実はVer1.0開発直後から個別にこのシステムの引き合いがあり、運用試験終了後にバージョンアップしてからと思っていた矢先に超大手のIT企業(NEC)さんと有力な販売会社さんとの話がまとまりまして、この2月から受注を開始する運びになりました。PasoMega®システムはこれまでにない眼鏡機器であり、メガネの販売戦略としては画期的な効果をあげています。
当初は自店で使用するだけの目的で考えていたものですから、広くメガネ店さんが使用するにはソフトの若干の改造を必要としました。わずかの機能追加をしましたのでマイナーアップとなりました。
PasoMega®が日本各地のやる気のあるメガネ店さんの店頭に出現するのも時間の問題でしょう。
■2009/11/16 PasoMega® V2.0 開発完了
待望のPasoMega® Ver2.0の基本システムにおける開発が完了しました。11/8テスト用β版でデバッグ作業を終え、ロジックテストを確認してから11/13に無事コンパイルして店頭のシステムにインストール。すでにVer2.0での運用を開始しております。実質的な開発時間は7日間程度でした。
Ver1.1と比べてバンドル・ソフトの容量が2倍以上になり、コミットチャージを相当気にしながらの開発でした。メモリ上における稼動ソフトの容量を最小になるように開発したので、エージングでもたいしたトラブルは出ませんでした。
システムの概要など詳細はこれから専用ページを設けたいと思っていますが、Ver2.0は1年間独自に研究し続けた新しい調節理論に基づいたシミュレーション機能や重要な視機能検査など、これまで眼鏡店で取り入れていない新しい機能を満載しています。すでにPasoMega®システムで検査されたお客様の反応は開発者の期待以上に大きいようです。
尚、Ver2.0の開発完了に伴い、同一価格でレンズが選べるセレクトセットもバージョンアップして選べるレンズの種類を増やしました。超一流ブランドHOYAの特注レンズも含め、金額に応じて5~10種類から選べるようにしておりますので、是非とも皆様のご来店をお待ちしております。
■2009/10/29 PasoMega® バージョンアップ進行中
システムのバージョンを1.1にしてから早1年が経過しました。実はこの間開発を止めていたわけではなく、新システムを利用して徹底的にユーザーのデータ収集を行っておりました。
あらゆるパソコン作業の方にご満足いただけるためには、いたずらに開発を進めることが良いとは限りません。地道ではありますがお客様の個々の状況から必要な機能や不要な機能、強化したらいい機能を見つけることも重要です。
その甲斐があり、日ごろの開発アイデアがだいぶストックできましたので次世代バージョンのシステム開発に着手いたしました。何せ日々お客様と接し「パソコン用メガネ」の検査をしている人間がダイレクトにシステム開発をこなしているものですから、微妙なニュアンスを含んだ仕上がりにしております。
現在は技術者の机上の理論だけが通用することは困難な時代になってきています。最終的には機械の操作をする売り手よりも、エンドユーザーたる「お客様」が感動し満足する機械やシステムを作らなければ受け入れられない時代です。ですから当方の開発コンセプトは「お客様のお仕事が楽になるメガネをお作りしたい! そのための最高のお手伝いが実現できるシステムを作りたい!」と念じて開発しております。
「PasoMega®」はお客様の皆様にさらに役立つシステムとして進化し続けています。是非とも次世代バージョンにご期待ください。
■2008/10/17 PasoMega® Ver1.1リリースしました
PasoMega®システムのバージョンを1.1にマイナーアップしました。
内部の部分的なシステム変更と新機能をバンドルしています。特にパソコン用のカラーレンズ選択システムを強化し、業務に最適化したカラーをユーザーご自身で選択することができます。
パソコン画面を長時間見ていて「疲れる」という方の中に「まぶしさ」を訴える人は少なくありません。パソコン作業用カラーは画面の明るさを減光させるだけの単純なものではなく、光の質を変化させる場合もあり、目に感じる明るさを均一に落とすのではなく特定の波長成分だけを減光させると楽になるものもあります。また画面だけでなく作業環境も影響されることもあります。
一般的に、カラーレンズの選択は単にファッションだけの要素で決められておりますが、業務用に使用するメガネのカラー(HOYA マルチギア)選択は科学的な根拠がなくては支障が出てしまいます。さらにメーカーのサンプルカラーレンズ全種を漠然と見ているだけでも意味がありません。ですからPasoMega®システムでは特定の業務になぜその色が必要かという根拠を明確に想定して開発しました。
PasoMega®システムはあらゆる状況に対応することを目的に日々進化し続けています。もし現在の作業でメガネ度数は合っているのに目が疲れやすいと感じている方はぜひともPasoMega®チェックをした上でサンプルカラーレンズをお試しください。
■2008/7/12 増設したパソコン用メガネセレクターがフル稼動中!
おかげさまで増設したセレクターの効果でご予約は解消しました。
当地区は近隣にIT系企業が多く、また技術者の方が多いので質問内容やご要望が高度な場合が多く見受けられます。
当方では画像処理システムやインテリジェントPOSシステム、眼科医療用システムの開発や構築を経験した元技術者で、眼鏡のSS級認定眼鏡士資格取得者が皆様のご質問にお答えしております。
実際にIT企業の開発現場の皆様がパソコン用眼鏡に対して相当な疑問を持っておられたようで、特に波動光学を応用したレンズ bui に関しては「他ではこれだけの正確な情報は得られませんでした....」という声が多いようです。長時間パソコンに向かうエンジニアの方はご自身の健康に関してのモチベーションも高く、クオリティを求めてご来店されるので今後も更に新しい研究開発を目指しております。
■2008/6/30 パソコン用メガネセレクター増設しました
ご好評につき、お客様になるべくお待たせする時間を少なくするためセレクターシステムを増設いたします。増設機の実稼動は7/5ぐらいとなりそうです。
多くのご利用された方から、「このシステムはすばらしい」というお褒めの言葉をいただいておりますので、2倍の処理能力でさらに喜んでいただけるものと思います。従いまして、とりあえず「予約制」は解消できそうですがご購入希望の方の検査を最優先させていただきます。検査時間は状態にもよりますが、およそ30~40分を予定しております。必ずご使用パソコンからご自分までの距離を測っておいてください。
■2008/6/20 ついに完成した業界初の最新システム
REMARKや累進レンズをご希望される方の個別特性により手計算で行っていた諸々の重要な計算結果を瞬時にパソコン画面に表示するソフトウェアを開発しました。このソフトは開発言語を使用したもので、XPをOSとするパソコンに最適化したアプリケーションです。
当初は計算ができればよいと考えておりましたが、もっとユーザーのニーズや業務に最適化させるシステムに発展できないものかと考えていた矢先に、偶然にもキーボードもマウスも使用しない特殊なパソコンを入手したものですから、意欲が湧いてしまって開発期間1週間でVer1.0を完成させました。
判定の組み合わせパターンが膨大でしたが、数学的に処理する方法を考えついたので開発時間を大幅に短縮できました。ただ使用したパソコンが特殊なため、コミットチャージを見ながらのソフト開発は大変神経を使いました。
このシステムはレンズの製造メーカーからも出ていませんので間違いなく業界初だと思います。もっとも、レンズメーカーから出したのではなんとなくメーカーの思惑が強くなるので販売店から敬遠されると思います。やはりエンドユーザー本位のニーズに沿った商品選びができることが望ましく、アイデアを思いつくままに連日ソフトの改良を行なっています。
実際に稼動してお客様は一様にその内容に驚かれていますが、1~2ケ月後には更にバージョンを上げる計画を立てております。何せメガネ技術や業務フローのノウハウを全て持つSS級眼鏡技術者が直でプログラムの開発をしているのですから、専門メーカーの数百倍~数千倍の速度で最新アプリケーションを店頭に出すことが可能です。
REMARKを数多く販売しているショップでも、垂直非球面レンズのとらえかたによって結果がかなり異なるものと思われます。少なくとも当ショップでは累進レンズの下位互換と考えておりません。これまでにも述べているようにREMARKはこれまでのレンズと別質のカテゴリーととらえています。
REMARKのご購入に際しては、是非ともパソコン用メガネ選択分析ソフト「PasoMega® PRO Ver1.0」で調べてからお買い上げください。尚、現在このサイトをご覧になられた方の反応が高く、予約制にしないとご不便をかけておりますので、お越しの折はお電話かメールでご予約ください。その際にはパソコンから目までの距離を調べておいてください。 注) 現在、検査だけのご予約はお受けしておりません。
当店では上記の各種分類に適したレンズを各種ご用意しております。かつて画像処理システムの開発現場において開発コンサルタントをしておりました技術者で、SS級認定眼鏡技術者資格取得者がご相談に応じておりますのでかなり専門的な内容のご質問もお受けしております。 |